WORLD Moment [世界一周旅行写真展] 世界一周旅行写真3,500枚以上を掲載中

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中東国別情報
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モロッコ

モロッコ


マラケシュの食器屋 フェスのスーク(市場) タンジールの街並み
マラケシュの食器屋 フェスのスーク(市場) タンジールの街並み
訪問都市
タンジール、フェス、マラケシュ
観光資源充実度★★★☆☆
フェスやマラケシュのスーク(市場)は必見です。迷路のような細い路地にぎっしりと出店が並んでいて見てまわるだけでも楽しいです。イスラムの国々をいくつか回りましたがベスト オブ スークはモロッコだと断言できるでしょう。
私たちは行っていませんが、ラクダで行くサハラ砂漠ツアーなんてものもあります。同時期(真夏)にツアーに参加した旅人は暑すぎて死にかけたと言っていましたが・・・
物価★★☆☆☆
観光地のホテルやレストランには外国人観光客価格が設定されているため、物価はそれほど安く感じません。まぁヨーロッパよりは格段に安いですが。 ホテルは1人1泊1500円〜。レストランで食事をすると800円〜という感じです。 一晩列車で移動すると3000円くらいです。
食事★★☆☆☆
他のイスラム諸国と同様に鶏肉とラム肉の永遠のスパイラルに陥ります。初めは美味しいと感じましたが、3日が限界です。ただし他のイスラム諸国よりは洋食をだすレストランが多いのでまだマシと言えるかもしれません。 調理パターンも焼くかトマトで煮るかくらいしかないので、食事には期待しない方が無難です。
モロッコのミントティは、ギャグかと思うほどミントの入ったお茶ですが、結構ハマりました。
地中海沿いの街タンジールでは魚介類が食べられます。イカリングが美味しかったなぁ。
人情★★★☆☆
道を聞けば丁寧に教えてくれますが、フレンドリーな国民性であると断言できるレベルではないと思います。
女性はセクハラに注意しましょう。外国人だったら触ってもいいと思っている男が多すぎます。
治安★★★☆☆
ここ数年、政府が外国人旅行者の安全確保に力を入れており、相当改善されたようです。数年前にモロッコを訪れた旅人は銃を突きつけられたと話していましたが、現在そのような雰囲気は感じませんでした。
価格交渉容易度★★☆☆☆
相当ふっかけてきます。何か買おうと思っても即決せず、他の店も見てみましょう。宿泊代も交渉の余地がかなりあります。
ただし、レストランは定価なので値切るとかっこ悪いです。
客引きが付きまとってくる国でもあります(ただし、インドほどしつこくはありません)。
行ってみた感想
この国の魅力はマラケシュやフェスのスーク(市場)にあると思います。雑踏の中から宝探しをするみたいで楽しい。
ただ、私たちはタンジールがもっとも好きな街です。地中海に面した白塗りの家々がまぶしい街で、まぁこれといった見所もないのですが、半分イスラム、半分ヨーロッパみたいな雰囲気がお気に入りです。
旅のポイント
この国ではモスク内に異教徒が入れないのでモスクを見たいのならモロッコはお勧めできません。それから、私たちは真夏にモロッコを訪れましたが、これもおススメできません。半端なく暑いです。安宿だとクーラーもないので暑すぎて熟睡できません。
イスラム教徒は基本的にお酒は飲みませんが、小さな商店にビールくらいならおいてあります。
// 私たちの旅ブログ「モロッコ編」 //
// モロッコの歴史、政治、経済について(Wikipedia) //

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トルコ

トルコ


イスタンブールのブルーモスク パムッカレの石灰棚 カッパドキアの景観
イスタンブールのブルーモスク パムッカレの石灰棚 カッパドキアの景観
訪問都市
イスタンブール、パムッカレ、カッパドキア、アンタキヤ
観光資源充実度★★★★☆
国土が広いだけあって様々な観光スポットがあります。
イスタンブールのブルーモスク、カッパドキアの壮大な大地、パムッカレの石灰棚は必見ですし、ローマの遺跡は各地に点在。地中海のリゾートでゆっくり過ごすこともできます。
物価★★☆☆☆
イスタンブールに関しては、もはやヨーロッパ諸国並みの物価水準です。10年前の10倍だとか。イスタンブールではホテルは1人1泊2450円〜。レストランで食事をすると1人1000円はかかります。
それ以外の街では1人1泊1500円〜。レストランで食事をすると1人700円〜といったところ。
食事★★★☆☆
イスラム圏にしては珍しく調理方法・食材ともにバリエーションがあり、そこそこ美味しい。イスタンブールでは特にサバやムール貝などの食材を使った料理が美味しいです。 洋食をだすレストランも各地にあるので、食事に困ったりはしないでしょう。
人情★★★★★
サービス精神にあふれる人たちです。道端でちょっと話しかけただけなのにスイカを食ってけと勧められます。
治安★★★★☆
東トルコに行く場合は情勢に注意が必要ですが、西トルコを旅した感じでは、治安はおおむね良好です。おススメはしませんが夜間に出歩けるレベルです。 しかしながら悪質な旅行代理店や土産物屋(主に絨毯屋)もあるのでその点は注意が必要です。
価格交渉容易度★★★☆☆
定価販売という概念が薄い国です。特に土産物屋ではハイレベルな戦いが強いられます。間違っても一軒目で絨毯など買わないように。
行ってみた感想
イスラム教徒が多数を占める国ですが、人々の考え方や街の雰囲気は中東とヨーロッパの文化を足して2で割ったより幾分中東側かなというくらいの感じの国です。
親日国でもありサービス精神も旺盛なので旅行はし易いでしょう。
意外にローマの遺跡が多かったりもするので、遺跡派も楽しめます。
旅のポイント
お酒が好きな方は、日本からどっさりお酒を持ってこなくても大丈夫です。イスラム教徒が多数の国ですが、一方でワインを製造していたりします。
// 私たちの旅ブログ「トルコ編」 //
// トルコの歴史、政治、経済について(Wikipedia) //

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シリア

シリア


アレッポで出会った少年 パルミラ遺跡 ダマスカスのウマイヤドモスク
アレッポで出会った少年 パルミラ遺跡 ダマスカスのウマイヤドモスク
訪問都市
アレッポ、デリゾール、パルミラ、ダマスカス
観光資源充実度★★★☆☆
代表的な観光スポットはなんといってもパルミラ遺跡でしょう。
他にもダマスカスは歴史の教科書の初めの方にしっかり載っている歴史ある街ですし、アレッポも世界遺産に登録されています。
私たちは調子にのってユーフラテス川を見にデリゾールに行ってみましたが、ただの川でした。その上外国人が行かないような街なので食事に苦労しまくりでした。
物価★★★☆☆
東南アジアやインドほどではないですが、トルコと比べるとかなり安くなります。ホテルは1人1泊1000円〜。その辺のレストランで食事をすると1人500円。ちょっといいレストランでも1000円あれば足ります。
食事★☆☆☆☆
安いのは安いのですが、旨くない。ラム肉かチキンの永遠のローテンション。調理方法もバリエーションに乏しく食事に楽しみはありませんでした。 隣の人が食べているスープを指さしてこれをくれと注文したものが、血の味がして一口で終了でした。
人情★★★☆☆
確かに人情はあるし、サービス精神も旺盛なんだろうけど、外国人が珍しいのか小学生から高校生ぐらいまでの青少年がつきまとってくる。正直鬱陶しいため辛口の採点。
治安★★★★☆
ブッシュ元大統領に「悪の枢軸」呼ばわりされてしまったシリアですが、意外にも治安は良好です。あの慎重派の「地球の○き方」が「非常に良い」っていうくらい良い。 確かにスリや盗難といった話を聞かない国です。
価格交渉容易度★★★☆☆
定価販売という概念が薄い国ですが、酷くふっかけてくることも少ないようなので、適当に値切りましょう。ただしパルミラでは例外的にものすごいぼり方をしてくることがあるので、臨戦態勢で挑みましょう。パルミラ付近のバスは、バスにも関わらず定価販売ではありません。
行ってみた感想
ザッツ・イスラムな建築物や遺跡などの観光スポットも多いし、人もサービス精神に富んでるんだけども、飯がなぁ・・・。
私たちの評価では、この世界一周旅行で最も食事に苦労した国です。意外にも酒屋はあります。
旅のポイント
イスラムの国なので、女性は肌の露出(半袖含む、ノースリーブはもっての外)やボディーラインのはっきり出る服は避けましょう。それでも触ってくる輩がいるので、怒鳴りつけましょう。
それからパルミラにはATMがありません。現金を持って行きましょう。
// 私たちの旅ブログ「シリア編」 //
// シリアの歴史、政治、経済について(Wikipedia) //

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ヨルダン

ヨルダン


アンマンの街並み 死海 ペトラ遺跡
アンマンの街並み 死海 ペトラ遺跡
訪問都市
アンマン、ペトラ、アカバ
観光資源充実度★★★☆☆
なんといってもペトラ遺跡です。この遺跡を見ずにヨルダンを去ることはできません。 実際にペトラ遺跡に足を運んでみると、ババーンとそれがあるのでインパクト大です。 ただかなり歩くことになるので、それなりの覚悟とミネラルウォーターが必要です。
それから死海で浮くことも忘れずに。アンマンでは死海コスメがお買い得です。
物価★★★★☆
シリアよりも幾分物価は安いです。ホテルは1人1泊600円〜。レストランで食事をすると500円〜。といった感じです。
食事★★☆☆☆
地元食はラム肉かチキンのスパイラルなのはシリアと同じですが、ケンタッキーフライドチキンやマクドナルド、それからピザなどの退避ゾーンがあるのでシリアよりは幾分マシです。アンマンでは各国料理が楽しめますが、料金は非常に高いです。
人情★★★★★
突風で飛ばされ海に落ちた嫁さんの帽子を海水浴をしていた少年がとって来てくれるくらい暖かい国。街の中心からちょっとはなれたところをとぼとぼ歩いていたら、トラックのあんちゃんが「街まで乗ってきなよ」と声をかけてくれたことも。
治安★★★★☆
おおむね良好です。考え方によっては、ひったくりが少ない分スペインなんかより安全かもしれません。とはいえ最低限の注意は必要です。
価格交渉容易度★★★☆☆
ペトラでは、酷いふっかけ方をしてきます。お土産を買うなら他の街が良いかもしれません。ペトラ以外では、多少の価格交渉の余地がある程度です。
行ってみた感想
ペトラ遺跡と死海の国です。ペトラ遺跡があるだけでもう反則です。
旅のポイント
バリバリのイスラム圏なので女性の肌の露出は避けましょう。
死海では10分も浸かっていると肌がひりひり痛みだします。アフターケアのため化粧水などがあると良いかもしれません。
ペトラ遺跡では軽く半日は歩き続けることになります。そのつもりで準備しましょう。
// 私たちの旅ブログ「ヨルダン編」 //
// ヨルダンの歴史、政治、経済について(Wikipedia) //

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イスラエル

イスラエル


嘆きの壁前でのユダヤ人の儀式 キリストが亡くなったとされる場所 エルサレムの警備に当たる青年兵
嘆きの壁前でのユダヤ人の儀式 キリストが亡くなったとされる場所 エルサレムの警備に当たる青年兵
訪問都市
エルサレム
観光資源充実度★★★★★
キリスト教やイスラム教それからユダヤ教の起源にまつわる遺跡・史跡が無数にあると言っても過言ではないでしょう。宗教とは何ぞやと考えさせられること間違いなしです。
物価★☆☆☆☆
ヨーロッパ並みの物価です。ドミトリーでも1ベット1000円はします。レストランで食事をするならば1人1000円〜。
中東のきなくさい国というイメージがあるかもしれませんが、経済的には立派な先進国なのでそのつもりで旅行しましょう。
食事★★★☆☆
世界各国に散らばっていたユダヤ人が作った国なので普通に洋食が食べられるほか、ムスリム料理もあります。テルアビブでは各国料理が楽しめることでしょう。
人情★★★☆☆
イスラエルには徴兵制があり、兵役を終えた若者が世界中を旅してまわるのがもはや常識になっている国なので、旅行者に対しての理解はあります(ユダヤ人に限りますが)。
治安★★☆☆☆
判断の難しいところですねぇ。戦時下でなければ問題なく旅行できます。強盗などの話もあまり聞いたことがありません。ただ、いきなり(それも頻繁に)戦争をする国なので、情勢の把握を常に行いましょう。
エルサレムでは重装備の軍隊が街に駐屯しているためビビりますが、基本的に良い人たちです。妻が一緒に写真撮ってくださいと軍人にナンパ?されていました。
それから、滞在中は現地人との政治の話は避けるべきです。
毎週定期的に行われるイスラム教徒によるデモを見学することができるポイント(ビリン村)もありますが、個人的にはおススメしません。危険なのは当然ですが、見物している「観光客」の姿に各国メディアは冷静です。
価格交渉容易度★★★☆☆
基本的には定価販売の国ですが、エルサレムの土産物屋はふっかけてくるので値切りましょう。
行ってみた感想
日本人からすると摩訶不思議な国です。良くも悪くも世界の縮図。宗教の神聖さと不気味さを味わえます。
一生に一度は訪れておきたいところですね。
旅のポイント
是非、政治的・宗教的に中立な立場をとって、偏見なく訪れてみてください。実際に現地で見てから考え、ご自身の結論を見つけましょう。
それから、イスラエルの入国スタンプがあるとイスラエルの存在を認めていない国(シリア、レバノン、モロッコ等)に入国できなくなるので注意が必要です。その他イスラム諸国でも入国の際にトラブルが発生する可能性があります。マレーシア等に行く予定がある方は留意してください。
入国の際に「ノー、スタンプ」と言えば別紙に入国スタンプを押してもらう事が出来ますが、係官によっては無視してパスポートに押してしまったり、時間を無駄についやしたりといったこともあります。実際に押されてしまった日本人旅行者も目撃しました。
// 私たちの旅ブログ「イスラエル編」 //
// イスラエルの歴史、政治、経済について(Wikipedia) //

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エジプト

エジプト


ピラミッドと女学生 カイロのイスラム地区 ダハブから紅海を望む
ピラミッドと女学生 カイロのイスラム地区 ダハブから紅海を望む
訪問都市
ダハブ、カイロ
観光資源充実度★★★★★
エジプトと言えばピラミッド。ギザのピラミッドは外せない観光スポットですね。それからルクソールの神殿やアスワンハイダム、サハラ砂漠等目白押し、紅海沿いでは落ち着いたリゾートも点在しています。
物価★★★★★
旅人にとっての物価指数は世界最安ラインです。インドと同じくらいではないでしょうか。
ホテルは安宿なら1人400円〜。中級のホテルに泊まっても1人1000円といったところです。食事は安レストランで1人500円〜といったところ。宿代に対して食費がちょっと高い感じでしょうか。
食事★★★☆☆
エジプト版ファーストフードのコシャリ(そば飯みたいなもの)はなかなかはまる味ですが、食べ過ぎて流石に飽きてきました。マクドナルドやKFCも結構見かけます。
カイロでは和食(や韓国料理)もあり、日本で和食を食べるくらいの値段で楽しめます。
エジプト料理は周辺のイスラム諸国と比較すると美味しいようです。モロヘイヤのスープや鳩を材料に使った料理が有名らしいです(食べてないけど)。
人情★★★☆☆
良い人にも会いましたが、すごーくむかつく人にも会いました(特に役人)。
良い人と悪い人の幅がめちぁくちゃ大きい国です。
治安★★★☆☆
中東諸国の中ではあまり良くない方ではないでしょうか。ひったくりの被害も聞いたことがありますし、爆弾テロの話もあります。実際に私たちが宿泊していたホテルの近くでマラカスに仕込まれていた爆弾が爆発して警察や消防が一時付近を封鎖していました。
価格交渉容易度★★☆☆☆
おそらく世界で最初に観光立国を掲げた国でしょうから、お土産品等の価格交渉も一筋縄ではいきません。相当ふっかけてきます。定価販売を導入している土産屋もありますが、そういったところは値段設定が高め。定価販売の店より安くなるように交渉しましょう。
行ってみた感想
ピラミッドは思った以上にでかいです。テレビでは迫力が伝わらない遺跡ナンバーワンに認定できます。
エジプトの客引きは相当しつこいと聞いていましたが、少なくともインドほどではありません。あまり構えずに冷静に対応しましょう。
旅のポイント
ピラミッドはやはり圧巻です。ただ、ツアーでめぐる場合にはいくつもピラミッドを見るようですが、流石に飽きてくるという話も聞きます。もしツアーで行く場合には、ピラミッド以外の見所も多く回ってくれるものが良いかもしれません。
個人旅行なら紅海沿岸のリゾート地がおススメです。ダハブでは1人1000円くらいでプール付きのプチビーチリゾートに宿泊できます。
// 私たちの旅ブログ「エジプト編」 //
// エジプトの歴史、政治、経済について(Wikipedia) //

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イエメン

イエメン


サナアの街並み ジャンビーア(剣)をさした青年 子供もジャンビーア
サナアの街並み ジャンビーア(剣)をさした青年 子供もジャンビーア
訪問都市
サナア
観光資源充実度★★★★★
充実度という観点からすると、充実しているとは言えないかもしれませんが、サナア旧市街やソコトラ島など他の国では絶対見ることのできないメルヘンチックな風景を見ることができます。世界一周するなら絶対行きたい国ナンバーワンでしたが、実際に訪問しても期待を裏切らない素晴らしさでした。
物価★★★★★
貧乏旅行者には嬉しい限りの物価水準です。インドやエジプトと同レベルです。安宿は1人1泊400円〜。食事はレストランで1人300円〜といった感じです。
食事★★☆☆☆
基本的には現地食か超高級ホテルのレストランかの選択になります。われらが貧乏旅行者は現地食を選択することになりますが、イスラム圏ですのでチキンとラム肉のスパイラルに陥ります。ただ、KFCばりに美味しいチキン食堂とイエメン風ネギ焼屋(これに持参したしょうゆをかけて食べてた)を発見したため、これで凌いでました。
人情★★★★★
スレていない人々ばかり。シャイながらも外国人に興味があり、やさしく声をかけてくれる人たちです。アラブ圏では最も人情を感じることのできる国です。 ただ、ガキンチョの集団はたちが悪く、ずっと後をつけてきたりと、鬱陶しいことがあります。
治安★☆☆☆☆
首都サナアの他数か所以外は、武装勢力が闊歩しており自由に旅行できる状況下ではありません。観光地間は飛行機で移動するか、武装したコンボイを雇ったツアーでの移動となります。私たちが滞在する直前にコンボイをつけずに移動した日本人が武装勢力に拉致されるという事件も起こりました。
サナア市内ではひったくりや強盗の被害は全くと言っていいほど聞きません。とはいっても気をつけて行動してください。
価格交渉容易度★★★★★
定価販売はレストランくらいですが、その他の商品でもふっかけてくることは殆どありません。あまり値切るのは気の毒です。人の良い人たちですから。
行ってみた感想
日干し煉瓦を組み上げ漆喰で縁取りした世界最古のビルが立ち並ぶサナア旧市街は、まるでお菓子の街のよう。そういった風景ももちろん素晴らしいものがありましたが、もっと素晴らしかったのは何と言っても人。素朴かつ優しい。最近まで鎖国していたようなのでそうした素朴さが今でもあるのでしょう。
ちなみに、男性は今でも帯剣(ジャンビーヤという剣)しているし、女性はイスラム特有の黒服(アバヤ)を着用しています。
旅のポイント
女性はこの国ではイスラム特有の黒服(アバヤ)を着用することを身の安全のためにおススメします。これを着ていないと男性諸君のじっとりとした視線にさらされることになりますし場合によっては、テロの標的にもなりかねません。アバヤを着ずに歩いている姿は、日本で例えるなら水着で街中を歩いている感じになると思います。レストランで食事をするときにはやむを得ず顔の部分のベールを上にあげることになりますが、その時は他の男性は此方を見ません。それが礼儀であり、反射的にそうしているようです。
それから、この国の男性はカートという幻覚作用のある葉っぱをガムのように噛んでいますが、これをイエメン以外の国に持ち込むと犯罪です。注意しましょう。
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アラブ首長国連邦(UAE)

UAE


ドバイの高層ビル群 超高級ホテル「バール・アル・アラブ」 5カラットのダイヤが普通に売っている
ドバイの高層ビル群 超高級ホテル「バール・アル・アラブ」 5カラットのダイヤが普通に売っている
訪問都市
ドバイ
観光資源充実度★★☆☆☆
人工的な施設を楽しむ国です。世界一の高さを誇る超高層ビルなんかを今もせっせと砂漠の真ん中に作っています。
物価★☆☆☆☆
宿泊費が非常に高額です。1人1泊5000円〜です。インド人労働者向けの安いレストランを探せば300円くらいから食事にありつくことができますが、外国人観光客向けのショッピングモールでは1000円以上はします。
食事★★★★☆
それなりにお金さえ払えば、各国の美味しい料理を堪能することができます。お金を払っても美味しい料理を堪能できない国も多い中、これは貴重です。
人情★★☆☆☆
うーん。判断に迷うところがありますが、それなりです。お金のある国ですから。インド人やパキスタン人の労働者は助け合いの精神で労働に励んでいるようです。
治安★★★★☆
治安は良いです。おススメはしませんが夜の出歩きもできるレベルです。
価格交渉容易度★★★★★
基本的に定価販売です。しかしまぁ、交渉すればちょっとは負けてくれることもあるかもしれません。
行ってみた感想
きらびやかなイメージのあるドバイですが、よくよく考えると観光スポットは人工的な建造物(ホテルとかショッピングモールとか)です。これって、人工的な夢の国「ディズニーランド」で遊んでいるのと変わらないかもしれません。
もうひとつ言うと、我らが貧乏旅行者はそのテーマパークに入るだけのお金を持っていないので舞台裏で過ごすことになりますが、そこから見ると夢のテーマパークもハリボテ感満載なものでした。何だか安っぽいの。インド人労働者の目が死んでいたのも気になるところ。
こういうの見ちゃうと、お金持ってもドバイにまた来たいとは思えないなぁ。まぁ貧乏旅行者の僻みかもしれません。
旅のポイント
バックパッカーに向かない国です。向かなさ加減はヨーロッパの比ではないほどです。何せ安宿がない。ダブルで1万円の宿でも何だか安っぽい・・・・。 お金をドドーと使って遊びまわるのが楽しい国です。
それから、ドバイでは夕方〜夜間の渋滞は酷いものがあります。この時間の車での移動は避けた方が無難です。とは言っても車でしか移動できませんが(現在、地下鉄を建設中)。
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